McFadden & Whitehead / I Heard It In A Love Song - Philly Soulが贈る、祝福のDiscoアンセム

McFadden & Whitehead / I Heard It In A Love Song

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Philly Soulが贈る、祝福のDiscoアンセム。


Ain't No Stoppin' Us Nowのその先へ

1979年に Ain't No Stoppin' Us Now で世界を揺らした McFadden & Whitehead。その熱狂の余韻をそのまま次の章へと押し進めたのが、1980年にリリースされた2ndアルバムのタイトル曲 I Heard It In A Love Song です。大ヒットのあとに続く作品は比較される宿命を背負うものですが、この曲は決して前作の焼き直しではなく、Philly Soulならではの洗練された美しさとPost Disco時代への適応を見事に融合させた意欲作となっています。US盤はPromo 12インチのみでリリースされたSpecial Version Of The TSOP仕様で、まさにダンスフロア直結の1枚です。


華やかさと品格を兼ね備えたPhilly Sound

イントロから高らかに鳴り響くストリングスと、空を突き抜けるようなホーン・セクション…。あのフィリー特有の気品あるアレンジがイッキにダンスフロアの空気を華やかにさせます。リズムはしなやかに跳ね、4つ打ちのキックとベースが腰を支える…。その上をGene McFaddenとJohn Whiteheadの渋くソウルフルな掛け合いヴォーカルが堂々と駆け抜けます。まるで Ain't No Stoppin' Us Now をさらに洗練させたような構築美を聴かせてくれるサウンドは、Philly Soulならではの上質なアレンジ力を改めて実感させてくれますね。


フロアを祝福で包み込む高揚感

ブレイクでは一度グルーヴを絞り込み、ホーンのフレーズがフロアを煽るっ! ココでDJはフェーダーを上げ、歓声が上がる光景が容易に想像できるくらいです。当時のクラブやラジオでは、Post Disco期へ移ろう中でもフィリー・サウンドの品格は確実に支持を集めていました。この曲はその流れを象徴する存在でもあります。派手さだけで押し切るのではなく、洗練されたアンサンブルと豊かなグルーヴでフロア全体を包み込む、この絶妙なバランスこそが本作最大の魅力でしょう。


幸福感を歌い上げるMcFadden & Whitehead

リリックは「愛の歌から聞こえてきたメッセージ」をテーマに、ポジティヴで高揚感に満ちた内容となっています。背中を押す応援歌だった Ain't No Stoppin' Us Now に対し、本作は幸福な1日の帰り道に自然と口ずさみたくなる祝福の歌といった趣のサウンドですね。成功の後もなお湧き上がる創作意欲を音に刻み込んだ2人の自信と誇りが滲み出ていて、単なるヒット曲の続編では終わらない確かな音楽性を感じさせます。


12インチで味わうPhilly Soulの真髄

Philly Soulの真髄である「気品ある躍動感」がこれでもかと詰め込まれた1曲。Promo 12インチならではのワイドなレンジで再生すると、ストリングスの広がり、ホーン・セクションの抜け、そしてリズム隊の厚みがより鮮明に伝わってきます。針を落とした瞬間、あの多幸感が再びフロアに広がる…。Ain't No Stoppin' Us Now を愛するなら、この12インチも迷う理由はないハズっ! Philly Soulが持つ華やかさと温もりを存分に味わえる、コレクションにもDJプレイにもオススメしたい1枚です。

 

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